浮気が発覚したら即離婚すべきか

離婚

夫、妻の浮気が発覚した場合、多くの方が離婚を考えるといわれていますが、お互いの気持ちの問題だけではなく今後の生活にも大きな影響が出てくることになるため、即離婚をすべきかどうかしっかり考えることが重要になります。特に専業主婦をしていた主婦にとっては、即対応を行ったことで当時もう少し冷静に対処すればよかったと後悔してしまう方も少なくありません。

そこで離婚をすぐに早まってはいけない理由として、相手に愛情がある場合は後で後悔してしまう可能性があること、子供の将来に片親になることで悪影響を与える可能性があること、慰謝料をもらえない可能性が出てくることが挙げられます。まず最初の相手に愛情がある場合ですが、信頼していた相手だからこそ浮気で裏切られてしまうと一時の感情だけで判断をしてしまいがちです。

しかし離婚をしてしまうと、相手への愛情が残っている場合高確率で後悔してしまう人は少なくありません。相手の浮気を知った日に切り出すのは特に危険な行為であり、思っていないようなことを口に出してしまったり家を出てしまうといった状況になると自分で修正が難しくなるような結果を招いてしまいます。

もしまだ何も行動を起こしていない場合は一度ゆっくり深呼吸を行った上で、冷静に考える時間をとるようにしましょう。少しでも愛情があるうちは一度冷静になった状態で夫とよく話し合うことが重要です。それでもパートナーとしてやっていけないと判断してから対応をしても全く遅くありませんし、今後の人生計画なども立てやすくなります。

そして早まってはいけない理由の一つに、子供の将来に悪影響を与える可能性があることが挙げられます。子供を成人までしっかり育てるためには十分な養育費や、生活環境を整えることが求められます。もし自分の選択によって子供に金銭的な苦労をさせてしまったり、精神的な悪影響を与える可能性があることをきちんと把握した上で、子供への影響力を自覚することが大切です。

現在の子供の年齢や状況によって、今対応をすべきベストなタイミングなの判断することはもちろん、パートナー解消を検討するなら養育費や親権についてもしっかり考える必要があります。もし自分が育てることになるなら、仕事や住むところの準備はできるのか考え、子供への影響を考えて大きくなるまで行わないことも選択の一つだと考えられています。

そして慰謝料をもらえなくなる可能性があるという点は、話し合いもせずに家を飛び出しそのまま離婚届を送りつけてしまう状態は結果的に損をする可能性が高くなります。夫、妻の浮気が原因で離婚をする場合は相手が不義をしていたという証拠を集めることが求められ、証拠がないと慰謝料の請求が認められない場合が多いです。

安心してパートナーを解消するためには慰謝料を請求できるだけの証拠を集めるまでは相手が浮気していることに気づかないフリをして、しっかり対策をすることが重要になります。