興信所に浮気調査を依頼するリスクは?

興信所

万が一自分のパートナーが浮気をしていると疑った場合には、場合によっては興信所などに調査を依頼することになるかもしれません。大事にはしたくないけれども証拠を集めたい、高いお金を払うけれども自分では調べることができないなどというように、強い決意を持って依頼する人が多いものです。

高い料金を支払うのだから、証拠はつかめるだろうと思い切って依頼する人が多いのが実情ですが、実際には興信所に依頼したからといって、必ずしも成功するとは限りません。興信所に依頼したとしても、調査が失敗に終わる可能性はある為、万が一失敗した時やその後のリスクについてしっかりと把握しておくことが重要です。

興信所による浮気調査が失敗してしまった場合に考えられるリスクとして、まず第一に挙げられることは、そもそも悪徳業者に依頼してしまうケースです。一週間にわたって調査をしたけれども、事実が確認できなかったというように、なんの証拠も掴めないのにも関わらず、高額な料金を請求されるケースも見られます。

実際に調べているのであればまだ良いかもしれませんが、中には全く調べていないのにも関わらず、料金だけ請求してくる業者がいるのも事実です。このような業者に引っかからないようにするためにも、事前に興信所をしっかりと選ぶことは何よりも重要です。まずはホームページなどを確認し、開業するために警察に届ける届出番号が記載されているのかをしっかりと確認しましょう。

たとえ優良な業者に依頼したとしても失敗するケースはありますが、その一つが調査がばれてしまうことが挙げられます。一番多いケースが自分の行動などからばれてしまうケースです。証拠を探られているのではないかと対象者が気づくと、できるだけバレないようにと対策をとられてしまいます。

たとえば調査が行われているだろう期間中に会わないようにするなどの対策をとってくる可能性があるのです。多くの場合調査の料金は時間がかかればかかるほど高まる傾向にあります。その理由としては人数やかかった時間、かかった日数が請求されるからです。この場合依頼者もお金の都合があるため、長期間の依頼はかなり難しくなってしまいます。

対象者に依頼していることがばれた場合には、その後の調査は難しくなり、失敗の確率がかなり高まります。そして三つめには尾行がバレて通報されてしまうケースが挙げられます。対象者に尾行がばれると、不審者が後を追ってくるなどの理由で警察に通報されてしまう可能性も考えられるのです。依頼する前にはこれまでに尾行や張り込みなどの経験が豊富であるのかなど、その実績について確かめておくことが重要です。

その他にも行き過ぎた調査を行ったなどのことも考えられます。いつのまにか知らない間に私有地に入ってしまったり、本人のスマートフォンのデータを盗み見てしまった、GPSのアプリを本人の了承なくインストールしたなどの事は行き過ぎた行為になり、これは法律で禁止されてしまいます。このような行為を行って手に入れた証拠は、決定的なものであっても力が弱まり、場合によっては無効と判断されてしまうため十分な注意が必要です。