離婚に伴う年金の分割について

財産分与

探偵事務所では様々な調査を行っていますが、日本で多いのが浮気調査です。夫婦の仲が修復不可能で、離婚を前提に調査を依頼するケースも増えています。探偵事務所では、情報を入念に精査してから万全の調査を実施します。様々な手段を用いて尾行や張り込みを続け、対象となる人物が訪れる場所や接触する人物を確かめます。

不貞行為がある場合は、写真や動画を撮り徹底的に証拠を押さえます。探偵事務所では確実な証拠を手に入れて調査結果を依頼主に報告しますが、報告書は裁判の際に証拠書類になります。

証拠を手にして離婚の話を進める場合には、専門家のアドバイスが役立ちます。探偵事務所の中には、離婚に強い弁護士を紹介してくれる事務所もあります。離婚のために浮気調査を依頼する人にとって、離婚した後の年金分割は重要です。

年金分割の対象は旧共済年金や厚生年金で、国民年金は対象から外れます。離婚した夫婦の年金を分割するシステムには、様々な特徴があります。夫婦が加入していた年金保険料は、報酬比例部分が多い人から少ない人に分割します。

基礎年金部分は対象外で、3号分割と合意分割に分かれています。日本では、裁判や夫婦の話し合いで分割される合意分割が多いです。3号分割は公務員や会社員などの配偶者に扶養されている第3被保険者の請求により、年金保険料の納付済み記録を半分に分割します。

年金の分割手続きは離婚から2年以内なら請求できますが、早めに話し合うのが一般的です。3号分割を選択した場合は夫婦間の合意が不要なので、必要な手続きを済ませれば年金分割を受けられます。合意分割は夫婦間の合意が必要になるので、話し合いが決裂すると裁判手続きに進みます。

話し合いが不調に終わって裁判になった場合は、解決するまでに時間がかかります。3号分割では、結婚年月日と離婚年月日がわかる戸籍謄本と請求者の年金手帳が必要になります。必要な書類が揃ったら、現住所を管轄している年金事務所で手続きを行います。

請求できる期間には期限があり、2年を経過すると請求できなくなります。分割した年金は、自分の年金受給が始まってから受け取れます。年金の支払い期間が受給要件の年数に満たない人は、分割した分の年金も自分の年金も受け取れないです。

分割後に元の配偶者が死亡したり再婚した場合でも、受け取る額は同じになります。2017年8月からは、年金の受給資格に必要な保険料の納付帰還が10年に短縮されています。浮気が原因で離婚する場合は、事前に相手の不貞を証明する証拠写真を用意しておくと裁判を有利に進めやすいです。

相手が裁判で有利になると事前にわかっていれば、話し合いがスムーズに進み問題が解決しやすくなります。離婚前に探偵事務所に浮気調査を依頼するのには様々なメリットがありますが、離婚後の条件が有利になるのもメリットのひとつです。探偵事務所では無料で相談を受付けているので、調査を検討している場合でも気軽に相談できます。