よく浮気をしたときに、離婚をする夫婦が多いといいます。確かに浮気をしている状態というのは夫婦関係が破綻していることであり、配偶者が公認のものでない限り、普通は長く関係を続けようとは考えないはずです。この場合、浮気をしている側はもう同じような事はしないと言うかもしれませんが、された側はそこで問題解決したと考えない方が良いでしょう。
基本的に浮気症の人は何度でも行います。例えば承認欲求を満たすために行うケースが多いわけです。自分は本当はモテるはずなのに1人の配偶者に絞られてしまい、なかなか他の異性と出会うことができないと不満に感じるかもしれません。あるいは、本来であれば夫婦関係で性行為をしたいにもかかわらず、何年も行っていないケースが考えられます。このようなときには、確かに浮気に走るような事は十分に考えられるわけです。
もちろんだからといって、それが正当化される行為ではありません。もし異性と性行為をしたいならば、いちど今の配偶者と別れる必要があるでしょう。ですが、別れるリスクを取りたくないけども性欲を発散させたい場合には、浮気に走るわけです。それが性欲のものが承認欲求のものかあるいは両方とも持っているなど様々ですが、いずれにしてもそのような男女が10組に1組位はいると言われているわけです。
芸能人などのニュースを見ると、不倫をしている人はたくさんいるように勘違いしている人がいますが、実際はそこまで多いものではありません。ただ不倫とは別に、夫婦関係があまりうまくいっていないケースは3分の1位はあるようです。
では、実際に不倫をした場合慰謝料請求をするケースもありますが、この場合どのようなものが証拠として扱われるでしょうか。基本的に裁判で争うケースになりますが、一般的には携帯電話等のメールはあまり証拠能力が高くありません。ちなみにこの証拠能力が高ければ高いほど、不倫をしていたことの証拠になりやすく、証拠能力が低いものは証拠としての価値が薄いため慰謝料請求が難しくなります。
メールに関しては、そこまで能力が高いとは言えませんが、ないよりあったほうがマシでしょう。できれば、そのメールの写真を撮影しておくと良いかもしれません。この時は、日付などを明確にしておくべきです。
次に、よくホテルに入る所の写真を撮影しているケースがあります。それは自動車かもしれませんがあるかもしれませんいずれにしても、信憑性としてはそこまで高くないと言われています。なぜなら、ホテルに入ったことが100%性行為をしているかといえばそうとも言い切れないからです。おそらく98%は性行為をしているはずですが2%ぐらいは疑う余地があるわけです。
比較的能力が高いものは、性行為をしているところの動画などがあれば完璧でしょう。ただそこまで撮影するのは難しいことが多いため、能力の低いものをたくさん集めて、信憑性を高くする方法が良いかもしれません。