探偵が調査できる個人情報の範囲は?

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探偵は基本的には一般の人と同じであるため、一般の人が調べることができる範囲を超えて個人情報を調べることができません。そのため、弁護士のように裁判所に依頼し様々な情報の開示を役所などに請求したり、様々な公的機関が持つ個人情報を閲覧する事はできないことになっています。

それにもかかわらず、探偵が様々な情報を調査することができるのは、いろいろなルートを利用してこれらの情報を手に入れる方法を知っていることによります。最近では個人情報保護法により様々な情報がしっかりと管理されるようになっている反面、これらの情報を持つ人が自己の利益のために転売をしたり、また様々なところで公開するといったことも多くなっているのが実態です。

そのため、これらの情報を上手に調べながらつなぎ合わせることでいろいろなデータを入手することができるのがポイントとなっているのです。特に近年ではインターネットの普及により様々なところに情報が転がっていたり、また場合によっては情報漏洩によってこれらのデータが漏れ出してしまう可能性もあるため、そのようなところからいろいろなものを入手して調べていくのが優秀な探偵の能力と言うことになります。

経験豊富な人であれば、そのような個人情報はどのような場所で手に入れることができるかと言うことをよく知っており、効率よくその対象にアクセスをすることができる仕組みを持っています。そのため経験豊富な場合ほどその効率が良く、これが多くの人に頼られるポイントとなります。

弁護士の場合には正当な手段を持ってこれらの情報を入手することができるのですが、この場合にはこの個人情報を必要とする正当な理由がなければならず、単純に浮気調査やその他の個人的な要因だけでこれらの情報を入手する事は難しいのが実態となっています。そのため大抵の場合には弁護士であっても許可を得ることができず、調べることができない場合も少なくありません。

したがって、場合によっては探偵に依頼する方がより多くの個人情報を入手することができると言う結果に至ることもあるのです。探偵の調査はその権限は一般の人と同じ範囲になりますが、実際には調査の方法が豊富な経験とカンによって裏付けられているため、非常に効率よく作業を行っているのが実態です。

特に最近ではインターネット上に点在している様々なデータを効果的につなぎ合わせて調査相手の様々なデータを入手することも可能となっており、これらを独自の間でつなぎ合わせることで効果的なものへとすることができるのが特徴です。

通常ではなかなか見つけることができない、相手の所在なども比較的簡単に見つけることができるのはそのためで、これらもデータがどのような場所にあるかをこれまでの経験や知識の上から把握することができる能力を持っていることによるためです。

基本的には一般の人と同じように法律的な権限が強いと言うわけではないのに、これらの情報を得ることができるのはその経験と知識とカンによるところが大きいことによるものとなっています。