探偵の違法となる調査行為について

探偵

探偵が調査を行う場合には、違法となる行為に十分に注意をしなければなりません。この違法となる調査行為を行うと断定本人だけではなく、依頼をした側も罪に問われることになってしまうので十分に注意をすることが必要となります。

その中でも特に多いのが、浮気調査をする場合に相手を追いかけて様々な場所に潜入することです。浮気調査の場合には相手がラブホテルなどに入ってしまうことも多いのですが、このような場所に入る事は本来の目的を除いて相手側によっては不法侵入で訴えられることがあり、この場合には罪に問われてしまうことになるので注意をしなければなりません。我々の常識では例えばこのようなラブホテルの場合に料金を払えば入っても良いと考えてしまうことが多いのですが、本来の利用目的でなくこれらが異なる目的を持っていた場合には、その訴えによって不法侵入が認められることになるので十分に注意をすることが大切です。

また同様に浮気調査をしている場合に、相手の写真を撮影することも違法となる可能性があるので注意をしなければなりません。基本的に撮影をするだけでは特に問題となる事はありませんが、これを利用する目的によっては盗撮が法律や条例に違反してしまう危険性があるほか、また肖像権の侵害となることもあります。そのため、これらの法律を十分に熟知した上で必要に応じて違法となることを回避できるような状況にすることが非常に重要なポイントとなります。

多くの場合には例えばラブホテルに相手が入ってしまった場合は建物の外で様子をうかがうというのが一般的な方法となっており、また内部に潜入する事は法律違反となるため基本的には行いません。また、写真を撮影する場合でも基本的には依頼人に対して見せるだけでその後はすぐにこれらの写真は処分することになるのが一般的です。このように法律を遵守するとともにこれに抵触しないように常に注意を払いながら調査を行うのが探偵の特徴となっており、これができない場合には様々なトラブルを引き起こしてしまうことがあるため注意をしなければなりません。

これらのポイントは、鑑定を依頼する場合の選び方においても重要なポイントとなります。法律を熟知しこれを効果的に把握しながら様々な作業を行う探偵は非常に優秀であり、またその内容を抑えながらいろいろな物事を確実に調べてくれるものです。その裏にはこれまでの経験と知識が生かされていることが多く、また依頼人に対しても様々なアドバイスをくれることが少なくありません。

逆に外では調べることができないことを調べることができると言っている探偵の場合には、様々な違法行為を行っていることも多いため十分に注意をすることが必要です。より多くのことを知りたい場合も多いのですが、これらを調べるために法律に違反する事は決して行ってはならないことであり、このような事態が発生した場合には自分自身にも罪が及ぶことを十分に認識することが必要です。